Forex Weekly Report WN24(6/13-17)

どうも皆さんKOZIです。

今週も円安に関するニュースが連日報道されていましたね。
国民への負担が増大するなか、国は全くもって関心はしておらず岸田首相は意味不明なバラマキや無駄な部署作りに励むなどもはや国家滅亡へと着実に進んでいるのではないでしょうか。
これを機会に政治に関心を持ち、選挙に行って必ず投票して欲しいと思います。

このニュース以外にも個人的に気になったのがInternetExplorerのサポート終了です。
(Windows8やWindows Serverなど一部製品はサポート継続します)
私もWindows95からPCなどに興味を持っていたので、付き合いは長かったですね。
ちなみに仕事でもこの件にかかわっているので色々と現在進行形で大変ではあります。
しかし27年間お疲れさまでした!!と感謝の気持ちを述べたいと思います。

それでは今週もマーケットを振返っていきましょう。

①市況データ

OPEN HIGH LOW CLOSE 前週比
USD/JPY 134.300 135.590 131.491 134.855 46.7 / 0.35%
EUR/JPY 141.218 141.970 137.836 141.595 263.5 / 0.17%
EUR/USD 1.05139 1.06014 1.03588 1.04933 -23.7 / 0.23%
GBP/USD 1.23150 1.24059 1.19334 1.22181 -96.7 / 0.79%
ドル指数(USDX/DXY)  104.190 105.788 103.418 104.650 46.1 / 0.44%
10年債利回り(US10Y)   3.176 3.497 3.157 3.231 0.072 / 2.28%

出典:TradeView(通貨レートはFXCM)

②各種指標・イベント

6月 13日(月)
APAC
アジア
オセアニア
日経平均 : 26,987.44 / −836.85 
オーストラリアASX200 : 休場
香港 ハンセンHSI : 21,067.58 / −738.60 
上海総合SSEC : 3,255.55 / −29.28 
先週末の消費者物価指数の影響により一段と利上げ観測が高まり週明けのアジア株は軒並み下落。日経平均は3%の大幅下落。通貨も総じて下落、ドル円は一時135.19円まで上昇し1998年以来の高値を更新した。
EMEA
欧州
中東
アフリカ
イギリスFTSE100 : 7,205.81 / −111.71 
ユーロSTOXX 600 : 412.52 / −10.19 
ドイツDAX : 13,427.03 / −334.80 
スイスSMI : 10,896.25 / −188.37 
ロンドン市場では朝方発表されたGDP指標が予想より悪い結果となり株価・通貨供に軟調に推移した。
欧州市場では世界的な株安を背景にリスクオフが強まった事で株価・通貨供に下落した。
NCSA
北米
南米
NYダウ: 30,516.74 / −876.05 
NADAQ : 10,809.23 / −530.80 
S&P500 : 3,749.63 / −151.23 
S&Pトロント60 : 1,194.52 / −28.81 
NY市場では寄り付きから株価は大幅に下落、終始軟調に推移した。ダウ平均は一時1000ドル超の下落となり、NASDAQは前日比-4.68%の暴落となった。SP500も年初来安値を更新し弱気相場入りした。他に金・債券・暗号通貨も大幅に下落している。
6月 14日(火)
APAC
アジア
オセアニア
日経平均 : 26,629.86 / −357.58 
オーストラリアASX200 : 6,686.00 / −246.00 
香港 ハンセンHSI : 21,067.99 / +0.41 
上海総合SSEC : 3,288.91 / +33.36 
世界的に株安が進行している中、シドニー市場では前日が祝日で休場だったこともあり株価は大幅に下落。
対し上海・香港は反発、他のアジア株は大半が下落し通貨も軟調に推移した。
EMEA
欧州
中東
アフリカ
イギリスFTSE100 : 7,187.46 / −18.35 
ユーロSTOXX 600 :407.32 / −5.20 
ドイツDAX : 13,304.39 / −122.64 
スイスSMI : 10,699.07 / −197.18 
ロンドン市場では株価が6営業日連続の下落、ポンドも大幅に下落し対ドルでは1.200の節目を割る展開。
欧州市場は世界的株安を背景に下落。ユーロは対ドルで高値更新など見せたが上値は重い。
NCSA
北米
南米
NYダウ : 30,364.83 / −151.91 
NADAQ : 10,828.35 / +19.12 
S&P500: 3,735.48 / −14.15 
S&Pトロント60 : 1,184.58 / −9.94 
NY市場ではダウ平均が5営業日連続の下落、NADAQは前日暴落していたハイテク株に買戻しが入るなどして小反発となった。ドルは堅調に推移、14-15日に行われるFOMCで通常の0.75%の利上げを織り込んでおり、金利の上昇によるドル買いが優勢となった。
6月 15日(水)
APAC
アジア
オセアニア
日経平均 : 26,326.16 / −303.70 
オーストラリアASX200 : 6,601.00 / −85.00 
香港 ハンセンHSI : 21,308.21 / +240.22 
上海総合SSEC : 3,305.41 / +16.50 
APACマーケットでは前日と同じく上海・香港以外の株価は続落。中華圏については本日発表された指標がいずれも良好だったことが好感された。また人民元も堅調に推移、その他の通貨はFOMCを控えて小動き。
EMEA
欧州
中東
アフリカ
イギリスFTSE100 : 7,273.41 / +85.95 
ユーロSTOXX 600 : 413.10 / +5.78 
ドイツDAX : 13,485.29 / +180.90 
スイスSMI : 10,783.59 / +84.52 
ECBは南欧諸国の国債利回りが急上昇したことを受けて臨時の理事会を開き利回り格差拡大によるEU市場の分断を防ぐ措置を検討すると表明した。これにより利回りは低下し、株式の買いが集まった。
NCSA
北米
南米
NYダウ : 30,668.53 / +303.70 
NADAQ : 11,099.15 / +270.81 
S&P500 : 3,789.99 / +54.51 
S&Pトロント60 : 1,186.75 / +2.17 
NY市場ではFOMCを前に朝方発表された小売売上高やNY連銀指数が市場予想より悪化したことを受けて金利が低下し株価が上昇した。FOMCでは政策金利を0.75%の大幅利上げに踏み切った。声明文ではインフレ目標2%に戻すことを強くコミットしている。
6月 16日(木)
APAC
アジア
オセアニア
日経平均 : 26,431.20 / +105.04 
オーストラリアASX200 : 6,591.10 / −9.90 
香港 ハンセンHSI : 20,845.43 / −462.78 
上海総合SSEC : 3,285.38 / −20.02 
FOMCを無事に通過したことで米国株の上昇を受けて日経平均は反発、その他の株価は総じて下落。香港株はHKMA(香港金融管理局)が米利上げに追随し0.75%の利上げを行ったことが重しとなった。
EMEA
欧州
中東
アフリカ
イギリスFTSE100 : 7,044.98 / −228.43 
ユーロSTOXX 600 : 402.88 / −10.22 
ドイツDAX : 13,038.49 / −446.80 
スイスSMI : 10,475.37 / −308.22 
この日は英国(BOE)とスイス(SNB)の政策金利発表があり、BOEは0.25%引き上げて1.25%へ、SNBは-0.75%から-0.25%へ引き上げた。SNBの利上げは15年ぶりで市場予想は据え置きだったこともありフラン買いが強まった。これらの理由で株価は軒並み下落した。
NCSA
北米
南米
NYダウ : 29,927.07 / −741.46 
NADAQ : 10,646.10 / −453.06 
S&P500 : 3,666.77 / −123.22 
S&Pトロント60 : 1,151.43 / −35.32 
欧州での利上げに加えて、住宅着工件数・フィラデルフィア連銀指数・新規失業保険などの指標が軒並み予想より悪い結果となった。これによりドル・株式共に下落。NYダウは1年5か月ぶりに3万ドルを割り、NASDAQも前日比-4%と急落した。
6月 17日(金)
APAC
アジア
オセアニア
日経平均 : 25,963.00 / −468.20 
オーストラリアASX200 : 6,474.80 / −116.30 
香港 ハンセンHSI : 21,075.00 / +229.57 
上海総合SSEC : 3,316.79 / +31.40 
前日にスイス中銀が利上げを行ったことで本日の日銀政策決定会合で利上げするのではないかという思惑で円高が進行。しかし現行の大規模緩和を維持する決定がなされると円売り・ドル高となり荒い値動きとなった。
EMEA
欧州
中東
アフリカ
イギリスFTSE100 : 7,016.25 / −28.73 
ユーロSTOXX 600 : 403.25 / +0.37 
ドイツDAX : 13,126.26 / +87.77 
スイスSMI : 10,451.31 / −24.06 
ロンドン市場では前日の株価急落した反動で買いが入ったが戻りは鈍い。英国経済の成長鈍化が懸念されことが背景。対し欧州株は反発、消費者物価指数が市場予想通り8.1%となり上昇率はECB目標の4倍で7月利上げへのECB方針を裏付けた。
NCSA
北米
南米
NYダウ : 29,888.78 / −38.29 
NADAQ : 10,798.35 / +152.25 
S&P500 : 3,674.84 / +8.07 
S&Pトロント60 : 1,148.51 / −2.92 
NY市場では前日の株価急落の戻りで買いが入ったが上値は重い展開。米国は週明けが祝日で連休になるため調整が入った事やオプション期日ということもあり仕掛けにくい状況。ドルは国債利回りが上昇したことでドル買いが優勢。さらにミネアポリス連銀のカシュカリ総裁が7月の会合で0.75%の利上げを支持すると表明しドル買いの支援材料となった。

翌週の主な経済指標・イベント

20日(月) アメリカ・奴隷解放記念日(Juneteenth)
21日(火) CA 小売売上高 (前月比) (4月)
US 中古住宅販売戸数 (5月)
22日(水) GB 消費者物価指数 (前年前月比) (5月)
CA 消費者物価指数 (前年前月比) (5月)
23日(木) GE 製造業購買部協会景気指数、サービス業購買部協会景気指数 (6月)
EU 製造業購買部協会景気指数、サービス業購買部協会景気指数 (6月)
US 製造業購買部協会景気指数、サービス業購買部協会景気指数 (6月)
24日(金) ニュージーランド・マタリキ・ホリディ
GB 小売売上高(前年前月比) (5月)
GE IFO景況指数 (6月)
US ミシガン大学消費者信頼感指数 (6月)
EU 消費者物価指数 (前年前月比) (5月)

※US=アメリカ、GB=イギリス、GE=ドイツ、EU=ユーロ圏、CA=カナダ、AU=オーストラリア、CN=中国、JP=日本

③トレード

それでは今週の各チャートを振り返っていきましょう。

青色・中央縦線の左側が先週のチャートで、右側が今週のチャートです。
青色・横線は今週の始値です。
紫色の囲い部分は先週の高値安値を表してます。
今週のチャート上にあるクロス線は上記の囲い部分の対角線を今週へシフトしたものです。
記事中では下から右へ上がる線を上弦、上から右へ下がる線を下弦と表してます。
また右にシフトしたものを中段、同じ幅で上下配置したものは上段・下段としています。
上弦・下弦の線が交差する地点をクロスポイントと称します。
白の✓はIN(エントリーポイントもしくは注文)、✕はOUT(エグジットもしくは手仕舞い)です。
✓の大きさが異なることがありますがロットの量を表してます。

USD/JPY_1H

先々週からのポジションをホールドしていましたので新たに仕掛けるかどうか、ここまで含み益があると優位に立てます。木曜の急落でまた上がるだろうと思い適当に132円で買いを入れました。
もちろん含み益が出ているので週持越ししています。
チャートを見ると上値は重そうですが、来週の展開を見ながら見極めたいと思います。

 

EUR/USD_1H

今週のユーロドルに関しては1回のみのトレードとなりました。
木曜の寝る前に時間軸を見ながら1.5700で売り指値を入れていましたが無事に約定。
日中様子を見ながら利確タイミングを狙っていましたが、週末ということもあり週始値到達で手仕舞いしました。

 

GBP/USD_1H

今週はノートレードとなりました。
中段のクロスポイント=1.2450で売り指値を入れていましたが、指さりませんでした。
1.200を割った時点で今週は放置しようと決意しました。

以上が今週のリポートです。

もし他に取り上げて欲しい通貨がありましたらコメント頂ければ検討いたします。

④今週の格言

料理は限りない道を探求することだ。

~西 健一郎 / 和食料理人、京料理店「京味」亭主~

今回は初めて料理人の方から名言を取り上げてみました。
和食に興味ある方以外にも、「美味しんぼ」をご覧になった方はご存じでしょう。
実名で漫画・アニメに登場するのは珍しいですからね。

私自身、投資家でもあり料理研究家でもあるので、この名言が心に響きます。

料理の世界も、投資の世界も終わりのない道だと思っています。
あくなき探求心がどちらも必要ですね。

私個人的な見解ですが探求心が強い方は精神的・肉体的にも強い方が多いように思えます。
そして人生楽しそうにしていますね。

先週紹介したバフェットさんも言ってました。
自分の好きなことをやっている人がビジネスで成功していると、
彼も好きだから投資の道を探求してきたのではないでしょうか。

 

最後までご覧いただきありがとうございます。
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それではアデュー♪

 

当ブログの内容は正確性・適切性・完全性を表明又は保証するものではありませんので、投資に関してはご自身のご判断で宜しくお願いいたします。

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