Forex Weekly Report WN37(9/12-16)

どうもKOZIです。

台風14号の影響で今朝から大阪では雲が広まり風が強くなってきています。
予想では中心気圧910hPaと猛烈な勢いの見込みですので、暴風域圏内の方についてはお気をつけて頂ければと思います。このような時に海や川に行くのは絶対にやめて頂きたいと念押ししておきます。

今週は国葬に関するニュースが多かったですね。
安倍元首相はいまだに反対意見が多く不満感情が高まっていますね。
対してエリザベス女王の国葬については昨日、天皇陛下がロンドンに向けて出発されたました。立場は違いますので比べるのもおかしいですが、この差は何とも言えませんね。

それでは今週もマーケットを振返っていきましょう。

①市況データ

OPEN HIGH LOW CLOSE 前週比
USD/JPY 142.118 144.964 141.598 142.902 27.6 / 0.19%
EUR/JPY 143.609 145.634 142.297 143.067 -11.7 / 0.08%
EUR/USD 1.01043 1.01977 0.99448 1.00122 -31.5 / 0.31%
GBP/USD 1.16403 1.17381 1.13500 1.14163 -169.1 / 1.46%
ドル指数(USDX/DXY)  108.600 110.260 107.680 109.643 67.0 / 0.61%
10年債利回り(US10Y)   3.317 3.490 3.262 3.451 0.137 / 4.13%

出典:TradeView(通貨レートはFXCM)

②各種指標・イベント

9月 12日(月)
APAC
アジア
オセアニア
日経平均 : 28,542.11 / +327.36 
オーストラリアASX200 : 6,964.50 / +70.30 
香港 ハンセンHSI : 休場
上海総合SSEC : 休場
*11日にドイツ中銀のナーゲル総裁、インフレ傾向が継続する場合はさらなる利上げの必要性があるとの見解を示した。これにより週明け取引でドルが急落したが一部ではCPI前の調整との見方もある。
EMEA
欧州
中東
アフリカ
イギリスFTSE100 :7,473.03 / +121.96 
ユーロSTOXX 600 : 427.75 / +7.38 
ドイツDAX : 13,402.27 / +314.06 
スイスSMI : 10,990.75 / +90.51 
*英7月GDPは市場予想を下回り、その他の指標も総じて弱い結果となった。Q3でのリセッション可能性高まる。
ECBデギンドス副総裁・シュナーベルECB専務理事ともに大幅な利上げに期待する発言。
NCSA
北米
南米
NYダウ: 32,381.34 / +229.63 
NADAQ : 12,266.41 / +154.10 
S&P500 : 4,110.41 / +43.05 
S&Pトロント60 : 1,207.79 / +11.58 
*NY連銀の調査によりインフレ期待が大幅に低下、1・3・5年すべてが低下したことによりFRBにとっては追い風となった。
9月 13日(火)
APAC
アジア
オセアニア
日経平均 : 28,614.63 / +72.52 
オーストラリアASX200 : 7,009.70 / +45.20 
香港 ハンセンHSI : 19,326.86 / −35.39 
上海総合SSEC : 3,263.80 / +1.74 
*豪Westpac消費者信頼感指数、前月比3.9%で10カ月ぶりに上昇。市場ではRBAがインフレに対する利上げを行うなかで上昇したことにやや驚きが隠せないようだ。
EMEA
欧州
中東
アフリカ
イギリスFTSE100 : 7,385.86 / −87.17 
ユーロSTOXX 600 : 421.13 / −6.62 
ドイツDAX : 13,188.95 / −213.32 
スイスSMI : 10,891.54 / −99.21 
*ドイツ9月ZEW景気期待指数 、市場予想を下回り前月よりさらに悪化。冬場のエネルギー不足が懸念されたことが背景。
*リトアニア中銀シムカス総裁、インフレ基調は強く来月会合での0.50%の利上げを見込むと語った。
NCSA
北米
南米
NYダウ : 31,104.97 / −1,276.37 
NADAQ : 11,633.57 / −632.84 
S&P500: 3,932.69 / −177.72 
S&Pトロント60 : 1,187.21 / −20.58 
*8月消費者物価指数は伸びが加速し市場予想を上回る結果。次週会合での0.75%の利上げは確実か。
*CPIの結果により株価は今年最大の下げ幅。
*市場の一部ではインフレリスクが顕在化でした事で次回会合での1%利上げ予想も浮上。
9月 14日(水)
APAC
アジア
オセアニア
日経平均 : 27,818.62 / −796.01 
オーストラリアASX200 : 6,828.60 / −181.10 
香港 ハンセンHSI : 18,847.10 / −479.76 
上海総合SSEC : 3,237.54 / −26.26 
*鈴木財務相は急激な円安に対し、あらゆる手段を排除せずに対応すると述べた。また神田財務官も同様の発言を行った。但し両者ともに為替介入については明確な発言はせず。最後はお馴染みの”高い緊張感をもって注視する”と発言した。
EMEA
欧州
中東
アフリカ
イギリスFTSE100 : 7,277.30 / −108.56 
ユーロSTOXX 600 : 417.51 / −3.62 
ドイツDAX : 13,028.00 / −160.95 
スイスSMI : 10,754.40 / −137.14 
*英8月消費者物価指数、市場予想を下回りインフレ減速。しかし前年比9.9%と厳しい局面が続く。
*ECBレーン専務理事、先週の利上げは適切であり今後の幅は小さくなる公算が大きいと語った。
NCSA
北米
南米
NYダウ : 31,135.09 / +30.12 
NADAQ : 11,719.68 / +86.10 
S&P500 : 3,946.01 / +13.32 
S&Pトロント60 : 1,190.98 / +3.77 
*8月生産者物価指数、前月比-0.1%で市場予想通りの結果、ガソリン価格の低下が背景。しかし企業のコスト上昇によりコア指数は上昇した。
*全米鉄道旅客公社(アムトラック)、ストライキ突入の可能性で15日からの長距離路線をすべてキャンセル。
9月 15日(木)
APAC
アジア
オセアニア
日経平均 : 27,875.91 / +57.29 
オーストラリアASX200 : 6,842.90 / +14.30 
香港 ハンセンHSI : 18,930.38 / +83.28 
上海総合SSEC : 3,199.92 / −37.62 
*豪8月雇用統計、雇用者数は先月の大幅減から増加に転じ、フルタイム労働者数も同様。失業率は増加したが0.1%と大差はなく求職者が増えたことが背景。
*日本8月貿易収支は過去最大の赤字で2.8兆円。これまで最高の2014年1月の記録を更新、需給的な円の弱さを示している。
EMEA
欧州
中東
アフリカ
イギリスFTSE100 : 7,282.07 / +4.77 
ユーロSTOXX 600 : 414.78 / −2.73 
ドイツDAX : 12,956.66 / −71.34 
スイスSMI :10,746.70 / −7.70 
*ECBメンバーでアイルランド中銀のマクルーフ総裁およびECBデギントス副総裁はインフレに対し一段の金融引き締めが必要だと語った。
*仏消費者物価指数は前年前月比ともに上昇、EU貿易収支は340億ユーロの赤字。
NCSA
北米
南米
NYダウ : 30,961.82 / −173.27 
NADAQ : 11,552.36 / −167.32 
S&P500 : 3,901.35 / −44.66 
S&Pトロント60 : 1,182.10 / −8.88 
*新規失業保険申請数は減少で良好な結果、小売指標も予想外に増加した。しかしFF連銀指数や鉱工業生産が落ち込み市場は反応は限られた。
*鉄道ストはバイデン大統領がスト回避に向けて労使交渉に仲介し暫定合意に達した。
9月 16日(金)
APAC
アジア
オセアニア
日経平均 : 27,567.65 / −308.26 
オーストラリアASX200 : 6,739.10 / −103.80 
香港 ハンセンHSI : 18,761.69 / −168.69 
上海総合SSEC : 3,126.40 / −73.52 
*鈴木財務相は会見で急激な円安は投機が背景で継続する場合はあらゆる措置を排除せず、必要な対応を取ると発言したが目立った反応はなかった。
日銀の為替介入への警戒感が高まるが、市場は黒田(日銀)は動かないとみている。
EMEA
欧州
中東
アフリカ
イギリスFTSE100 : 7,236.68 / −45.39 
ユーロSTOXX 600 : 408.24 / −6.54 
ドイツDAX : 12,741.26 / −215.40 
スイスSMI : 10,610.65 / −136.05 
*前日に続きデギントス副総裁は金融政策の正常化を続ける必要があると主張。今後、数カ月は利上げは続くと語った。またラガルド総裁はインフレによる過度な賃金上昇を断固として阻止する考えを示した。
*英小売指標が軒並み減少、物価高が消費抑制か。
NCSA
北米
南米
NYダウ : 30,822.42 / −139.40 
NADAQ : 11,448.40 / −103.95 
S&P500 : 3,873.33 / −28.02 
S&Pトロント60 : 1,172.62 / −9.48 
*米ミシガン大指標は期待インフレが-0.2%低下、マインド指数は59.5%と上昇し強弱混じる結果。
CME FedWatchによる次週のFOMCでの1%利上げに確率は15%まで低下、市場では0.75%利上げがコンセンサス予想。

翌週の主な経済指標・イベント

18日(日) GB ドイツ連銀、ナーゲル総裁・ブーフ副総裁の発言
19日(月) AU 豪中銀RBAカーン金融安定局長の発言
20日(火) US 建築許可件数 (8月)
CA 消費者物価指数 (前年前月比) (8月)
21日(水) US 中古住宅販売戸数 (8月)
US FOMC・政策金利発表 (9月)
22日(木) GB 金融政策委員会 (9月)、政策金利発表 (9月)
US 米国 景気先行指数 (前月比) (8月)
23日(金) GB 製造業購買部協会景気指数 ・サービス業購買部協会景気指数 (9月)
EU 製造業購買部協会景気指数 ・サービス業購買部協会景気指数 (9月)
CA 小売売上高 (前月比) (7月)
US 製造業購買管理者指数 ・サービス業購買部協会景気指数 (9月)

※US=アメリカ、GB=イギリス、GE=ドイツ、EU=ユーロ圏、CA=カナダ、AU=オーストラリア、CN=中国、JP=日本

③トレード

それでは今週の各チャートを振り返っていきましょう。

青色・中央縦線の左側が先週のチャートで、右側が今週のチャートです。
青色・横線は今週の始値です。
紫色の囲い部分は先週の高値安値を表してます。
今週のチャート上にあるクロス線は上記の囲い部分の対角線を今週へシフトしたものです。
記事中では下から右へ上がる線を上弦、上から右へ下がる線を下弦と表してます。
また右にシフトしたものを中段、同じ幅で上下配置したものは上段・下段としています。
上弦・下弦の線が交差する地点をクロスポイントと称します。
白の✓はIN(エントリーポイントもしくは注文)、✕はOUT(エグジットもしくは手仕舞い)です。
✓の大きさが異なることがありますがロットの量を表してます。

USD/JPY_1H

今週はノートレードでしたので解説のみです。
週オープンで開いた窓は1時間少々で埋めたことで上昇の余地はありましたね。
CPIのところで上弦の線で抑えてあとは先週高値までいってらっしゃいの展開。
上昇後の戻りですが、ちょうどクロスポイントラインで反転したので仕掛け時でしたね。ここから0.25ラインまで約120ポイントの上昇、あとは横ばいでの推移でした。

 

EUR/USD_1H

今週唯一トレードした通貨になります。
まずは週オープンからの窓あき、窓が埋まらず上昇してきたので仕掛ける準備をしていました。私のセオリーでは週始値や上弦の線で仕掛けるところですが、15時からの陽線が大きいのでスルーしました。
16時で大きく上髭つけて。17時で前の高値を超えることができなかったので透かさず売りを仕掛けました。
利確ですが、急な上昇の売りなのであまり長くホールドするのはリスクがあります。先週高値と週始値が絶妙な位置にありましのでそこで手仕舞いしました。幸い利確後に反転して上昇していきましたので、個人的にはやれやれといった感じでした。
金曜の夜に短期で仕掛けていますが、指標で一時的に上昇したもので強弱混じる結果ということもあり20-30ポイントぐらいは戻るであろうと予測。売り(1.00280)を入れて利確は指値で(1.00030)置いておいたのが寝ている際に決まり今週のトレードはお終い。

 

GBP/USD_1H

今週はノートレードでした。
週オープンの窓あきは埋めることなく上昇して、後は上段・上弦の線に沿うように推移。
CPIで急落した後は戻りが見受けられましたが週折り返し地点から反転。ユーロドルとは違いファンダメンタル的な要因で下落していきました。但し下弦の線に沿うように落ちていることから仕掛けにくい展開でもありました。

以上が今週のリポートです。

もし他に取り上げて欲しい通貨がありましたらコメント頂ければ検討いたします。

④今週の格言

プロスポーツ選手って、
ある意味エンターテイナーでもあるべきだと思うんです。
どうすれば、見ている人たちに夢を与えられるかなと。

~石川 遼 / プロゴルファー

本日9月17日ですが石川遼選手の誕生日ということで、彼の名言を選ばせて頂きました。
まずはお誕生日おめでとうございます!

それにしてもカッコイイ名言ですね。
単にプレーをしているだけではなく、素晴らしい考えだと思います。

スポーツ選手だけではなく、見ている人に夢を与えられる仕事は良いことです。
しかし気を付けたいこともあります。
我々のようなトレーダーなんかがそうですね。
私は収益を公開したりなどはしませんが、脚光を浴びたいのか多額の収益を見せびらかして投資の道に誘っている人はよく見かけます。

一瞬で命や財産や信頼を失うような仕事には相応のリスクがあります。
夢を見るのは構いませんが、欲に惑わされないよう気を付けてください。

スポーツとか芸術とかはやりがいがって良いと思いますので、
何かに夢見た場合は是非やってみてください。

石川選手とは別の方になりますが、

この方も同じく誕生日でしたのでお馴染みのセリフで締めたいと思います。

「せーの、 パワー!」

 

最後までご覧いただきありがとうございます。
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それではアデュー♪

 

当ブログの内容は正確性・適切性・完全性を表明又は保証するものではありませんので、投資に関してはご自身のご判断で宜しくお願いいたします。

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