Forex Weekly Report WN15(4/11-15)

どうも皆さんKOZIです。

今週もロシアのウクライナ侵攻に関するニュースが多かったですが、
個人的に気になったのが「月曜のたわわ」です。
日経新聞の朝刊に全面広告として掲載されたイラストが、一部のよくわからない人たちによって炎上しているようです。私はYahooニュースでこのイラストを見ましたが、特に性的に感じることもなく「今週も、素敵な一週間になりますように」という文が記載されていて好感を持ちました。

それでは今週もマーケットを振返っていきましょう。

①市況データ

OPEN HIGH LOW CLOSE 前週比
USD/JPY 124.030 126.683 124.010 126.353 207.5 / 1.67%
EUR/JPY 135.441 137.129 135.273 136.518 135.7 / 1.00%
EUR/USD 1.09198 1.09331 1.07573 1.08084 -67.4 / 0.62%
GBP/USD 1.30325 1.31469 1.29719 1.30549 20.4 / 0.16%
ドル指数(USDX/DXY)   99.837 100.761 99.571 100.499 66.2 / 0.66%
10年債利回り(US10Y)   2.727 2.836 2.648 2.827 0.121 / 4.47%

出典:TradeView

②各種指標・イベント

4月 11日(月)
APAC
アジア
オセアニア
日経平均 : 26,821.52 / −164.28 
オーストラリアASX200 : 7,485.20 / +7.20 
香港 ハンセンHSI : 21,208.30 / −663.71 
上海総合SSEC : 3,167.13 / −84.72 
週明けドル円は早朝取引により大きく下げたがすぐに買戻しも入り東京市場オープンからはさらに上値を伸ばし125円を抜け一時は125.40円まで上昇した。これは黒田総裁が円安をけん制する発言がなかったことから欧州勢の円売りが仕掛けられた。
EMEA
欧州
中東
アフリカ
イギリスFTSE100 : 7,618.31 / −51.25 
ユーロSTOXX 600 : 458.26 / −2.71 
ドイツDAX : 14,192.78 / −90.89 
スイスSMI : 12,528.61 / +20.92 
フランス大統領選で現職のマクロン大統領と極右国民連合のルペン党首が24日に決選投票が決まりユーロは一時的に買いが入ったがウクライナの問題もあり下落し安値を更新。株価についてもフランスの株価が乱高下する展開となった。
NCSA
北米
南米
NYダウ: 34,308.08 / −413.04 
NADAQ : 13,411.96 / −299.04 
S&P500 : 4,412.53 / −75.75 
S&Pトロント60 : 1,320.55 / −3.82 
日米金利差拡大によるドル買い・円売りが継続。10年債利回りは先週高値を更新し2.79%まで達しドル円は125.77円と2015年6月以来の高値を更新した。
シカゴ連銀のエバンズ総裁は0.50%の利上げは検討に値するなどと示しドル買いの支援材料となあった。
4月 12日(火)
APAC
アジア
オセアニア
日経平均 : 26,334.98 / −486.54 
オーストラリアASX200 : 7,454.00 / −31.20 
香港 ハンセンHSI : 21,319.13 / +110.83 
上海総合SSEC : 3,213.33 / +46.20 
急速な為替の変動を受け鈴木財務相や岸田首相の発言でドル円は一時的に下げたが、これが投資家には絶好の買い場となり買戻しが入り上昇した。さらに岸田首相は日銀の物価2%目標に期待と発言したことも影響を与えた。その他APAC各国通貨は軟調。
EMEA
欧州
中東
アフリカ
イギリスFTSE100 : 7,576.66 / −41.65 
ユーロSTOXX 600 : 456.65 / −1.61 
ドイツDAX : 14,124.95 / −67.83 
スイスSMI : 12,378.87 / −149.74 
ロンドン市場では朝方発表された雇用統計で強弱混じる結果となり一時的にポンドは値を下げたが一巡後は買戻しが入る展開。ドイツなどのEU圏の指標も発表されたが予想通りの結果で相場への影響はなかった。
NCSA
北米
南米
NYダウ : 34,220.36 / −87.72 
NADAQ : 13,371.57 / −40.38 
S&P500: 4,397.45 / −15.08 
S&Pトロント60 : 1,314.91 / −5.64 
CPI指標の結果が市場予想の範囲であったことからインフレ懸念が後退し、序盤は売りが出たがドル買いの意識は強い。またFRBのブレイナード理事がCPIコア指数の結果は予想以上だが経過を見極めたいとし、バランスシート縮小に向けた取り組みを続けると強調した。これによりドル買いへの支援材料となった。
4月 13日(水)
APAC
アジア
オセアニア
日経平均 : 26,843.49 / +508.51 
オーストラリアASX200 : 7,479.00 / +25.00 
香港 ハンセンHSI : 21,374.37 / +55.24 
上海総合SSEC : 3,186.82 / −26.51 
前日の米CPIの結果による長期金利の低下を受けて株価は堅調に推移。日経平均は勢いが衰えることもなく上昇した。ドル円は注目されていた125円の黒田ラインを抜けて126.20円と2002年以来の高値を付けた。
EMEA
欧州
中東
アフリカ
イギリスFTSE100 : 7,580.80 / +4.14 
ユーロSTOXX 600 : 456.78 / +0.13 
ドイツDAX : 14,076.44 / −48.51 
スイスSMI : 12,378.68 / −0.19 
英CPIの結果が市場予想より良好。今後BOEの金融引き締めを積極的に行うか注目が集まっている。
ユーロは明日のECB理事会を控えてポジション調整の売りが散見され、株価は小幅に反発して終えた。
NCSA
北米
南米
NYダウ : 34,564.59 / +344.23 
NADAQ : 13,643.59 / +272.02 
S&P500 : 4,446.59 / +49.14 
S&Pトロント60 : 1,319.34 / +4.43 
カナダ中銀の政策金利発表があり現行の0.50%から1.00%へ引き上げた。カナダドルは堅調に推移。今後も積極的な姿勢が見られ買いが集まった。
米生産者物価指数は良好な結果であったがインフレピークの兆しと見られ長期金利が下落しドル安の展開となった。対し株価は決算への期待買いで反発した。
4月 14日(木)
APAC
アジア
オセアニア
日経平均 : 27,172.00 / +328.51 
オーストラリアASX200 : 7,523.40 / +44.40 
香港 ハンセンHSI : 21,518.08 / +143.71 
上海総合SSEC : 3,225.64 / +38.82 
アジア通貨は堅調、シンガポール中銀が金融引き締めを決定した事が影響した。対しオセアニア通貨は豪雇用統計が予想より悪い結果を受けて上値を抑えられている。
EMEA
欧州
中東
アフリカ
イギリスFTSE100 : 7,616.38 / +35.58 
ユーロSTOXX 600 : 459.82 / +3.04 
ドイツDAX : 14,163.85 / +87.41 
スイスSMI : 12,475.08 / +96.40 
ECB理事会において金利は市場予想通り据え置きの結果となった。声明では一定期間後に利上げに着手するとした。理事会後の会見でラガルド総裁は一定期間に対する曖昧な発言をしたことで利上げ観測が後退しユーロ売りが加速した。
NCSA
北米
南米
NYダウ : 34,451.23 / −113.36 
NADAQ : 13,351.08 / −292.51 
S&P500 : 4,392.59 / −54.00 
S&Pトロント60 : 1,320.93 / +1.59 
朝方に新規失業保険申請が発表され予想より増加したが継続申請は減少となった。他に小売売上高も発表されたが強弱入り混じる形となり相場への影響は限定的。株価は国債利回りの上昇や、明日から連休に入るため利益確定の売りに押される展開となった。
4月 15日(金)
APAC
アジア
オセアニア
日経平均 : 27,093.19 / −78.81 
オーストラリアASX200 : 休場
香港 ハンセンHSI : 休場
上海総合SSEC :3,211.24 / −14.40 
東京市場ではゴトー日のドル買いで午前はドル高・円安の展開となったが商いが薄く大きな上昇はなかったが高値圏で推移している。対し日経平均は前日の米国株の反落を受けて下落した。上
EMEA
欧州
中東
アフリカ
イギリスFTSE100 : 休場
ユーロSTOXX 600 : 休場
ドイツDAX : 休場
スイスSMI : 休場
聖金曜日(グッドフライデー)のため各国休場。
NCSA
北米
南米
NYダウ : 休場
NADAQ : 休場
S&P500 : 休場
S&Pトロント60 : 休場
聖金曜日(グッドフライデー)で市場は休場となるが政府機関は通常通り。バイデン大統領はFRB副議長に元財務高官のバー氏を氏名した。
経済指標ではNY連銀製造業景況指数が市場予想より大幅に良い結果となり、前月に比べ急回復となった。

翌週の主な経済指標・イベント

18日(月) イギリス、EU、スイス、オーストラリア他、復活祭にて休場
19日(火) US 建築許可件数 (3月)
20日(水) CA 消費者物価指数・同コア (前年前月比) (3月)
US 中古住宅販売戸数 (3月)
21日(木) EU 消費者物価指数(前年前月比) (3月)
US フィラデルフィア連銀製造業景気指数 (4月)
22日(金) GB 小売売上高(前年前月比) (3月)
GE 製造業購買部協会景気指数 (4月)
CA コア小売売上高 (前月比) (2月)

※US=アメリカ、GB=イギリス、GE=ドイツ、EU=ユーロ圏、CA=カナダ、AU=オーストラリア

③トレード

それでは今週の各チャートを振り返っていきましょう。

青色・中央縦線の左側が先週のチャートで、右側が今週のチャートです。
青色・横線は今週の始値です。
紫色の囲い部分は先週の高値安値を表してます。
今週のチャート上にあるクロス線は上記の囲い部分の対角線を今週へシフトしたものです。
記事中では下から右へ上がる線を上弦、上から右へ下がる線を下弦と表してます。
また右にシフトしたものを中段、同じ幅で上下配置したものは上段・下段としています。
白の✓はIN(エントリーポイントもしくは注文)、✕はOUT(エグジットもしくは手仕舞い)です。
✓の大きさが異なることがありますがロットの量を表してます。

USD/JPY_1H

今週も引き続きノートレードです。
週始値を一度も割ることなく上昇トレンドは依然として継続中です。

 

EUR/USD_1H

先週のロールオーバーしたポジションについては月曜に大きく窓が空いたことで埋まるであろうと予測し様子見をしていました。埋めた後に再び週始値まで戻したため手仕舞いしました。
続いて木曜については週始値まで上昇したことで抑えられるであろうと判断し売りを仕掛けました。
ファンダメンタル的な要因で急降下、下段・上弦の線で支えられて反転しそうだったので利確。

 

GBP/USD_1H

先週よりロールオーバーしたポジションはEURUSDとは違い早々に下落してきたので利確。
火曜の買いについては前日の安値を意識して仕掛けています。利確は上弦の線到達が理由です。
水曜は先週の安値を意識して買いを仕掛けています。勢いがあるため週始値はスルーして交差点を抜けてから抑えられたところで手仕舞いしましたが、少々早すぎましたね。

 

以上が今週のリポートです。
もし他に取り上げて欲しい通貨がありましたらコメント頂ければ検討いたします。

④今週の格言

There is a difference between knowing the path and walking the path.

道を知っていることと実際に歩くこととは違う

~モーフィアス/映画『マトリックス』~

今週も先週に続き映画から気になった名言を選んでみました。
1999年公開の映画で、もう23年も経ったのかと驚きました。

よく野球なんかで例えられますが、バッドを振ることは知っていても、
ヒット・ホームランを打てるかどうかは実際にやってみる必要がありますよね。

FXや投資だけではなく仕事や勉学でもほぼすべてに当てはまると思いますが、
知っただけでは意味がないということです!!

そして、この名言は別の意味も持ち合わせていると私は考えています。

それはあなたの道=人生です。

私もよく人生相談を受けるのですが、
就活で色んな人に相談しても納得いく解決ができず迷っていた女子大生がいました。
コロナの影響で夢を見ていた仕事は採用がなく、仕方なく一般的な会社に就職することになったそうです。

相談を受けて驚いたのが、新卒はまず3年働いてから決めろとか言う人が未だにいるそうです。
古びれた悪習でしかないことを説明して、チャンスがあるならやりたいことはやるべきだとアドバイスしておきました。
少なからず経験したこともない人の話は空想でしかありません。
彼女には是非とも自分の夢を叶えて頂きたいですね。

 

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それではアデュー♪

 

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