Forex Weekly Report WN51(12/20~12/24)

Merry Christmas

どうも皆さんKOZIです。

本日はクリスマスという事で昨夜のイブは皆さんいかがお過ごしでしたでしょうか。
家族・友人知人とパーティやパートナーとデートなど、もしくはお仕事されていた方はご苦労様です。
私は4年連続のクリぼっちで薄いマーケットとYouTubeを観ながら酒飲んでました。

今週はオミクロン株の市中感染が相次いで確認されたり、先週金曜に起きた大阪・北新地のクリニック放火殺人事件の続報などが話題になりましたね。21日に心肺停止で搬送され治療中であった女性がお亡くなりになられたました。非常に残念ですがご冥福をお祈りいたします。
容疑者と30代の女性1名が現在も意識不明の重体という事で、一日も早いご回復を心からお祈りしております。

それでは今週もマーケットを振返っていきましょう。

①市況データ

OPEN HIGH LOW CLOSE 前週比
USD/JPY 113.700 114.513 113.326 114.333 63.3 / 0.56%
EUR/JPY 127.629 129.753 127.515 129.371 166.6 / 1.30%
EUR/USD 1.12364 1.13435 1.12346 1.13130 76.9 / 0.68%
GBP/USD 1.32349 1.34378 1.31732 1.33876 153.8 / 1.16%
ドル指数(USDX/DXY)   96.672 96.690 95.990 96.061 -61.1 / 0.63%
10年債利回り(US10Y)   1.378 1.501 1.355 1.493 0.08 / 6.24%

出典:TradeView

②各種指標・イベント

20日:東京市場では日経平均が序盤から大幅安となりリスク回避の円買いが優勢に、またアジア全般に株安となったことも円買いを支援した。
欧州時間ではトルコのエルドアン大統領が19日に行った演説「利下げ以外を期待しないでほしい」により失望売りを招き、対ドルで18.3633と史上最安値を付けた他、円でも6.17円と過去最安値を更新した。しかし同大統領がリラの預金保護策を講じる姿勢を示すと一転買戻しにより値を上げた。
NY市場ではバイデン大統領の看板政策である大型歳出法案をジョー・マンチン上院議員が支持しないと表明したことに加え、オミクロン株の感染拡大を受けて米中期債の利回りが低下しドルが下落した。ダウ平均が一時700ドルを超える下げ幅を見せ、ドル円も当日安値を更新するなどドル売りが加速した。しかし長期金利が上昇しすると買戻しが入り113.70円台まで上昇し113.58‐61円で引けとなった。

21日:東京市場では円売りが先行。日経平均が大幅に上昇した事によりドル円はジリ下げの展開、終盤では昨日の高値を更新した。
欧州市場では昨日の下落の反動により買い戻しが入った。特に原油高によるエネルギー株の上昇が目立った。
NY市場ではダウ平均が上昇した事によりドル買いが先行。さらに10年債利回りが上昇した事によりドル円は114.22円まで上昇した。その後も堅調に推移し114.09‐11円で引けとなった。
対ユーロではウクライナ問題の影響によりロシアがドイツに対し天然ガス供給を一時停止し供給経路を変えたことから欧州天然ガスが急騰し消費者マインドが悪化するのではないかと懸念されユーロドルに影響を及ぼした。

22日:東京市場をはじめアジアマーケットは機関投資家が休暇、そして新規材料も乏しいこともあり小幅な展開となった。ドル円は仲値にかけて114.18円まで上昇したが昨日の高値が意識され限定的となった。
ヨーロッパマーケットではロンドン市場で鉱業及び銀行銘柄が上昇しオミクロン株に対する悪影響を補う形となった。欧州市場ではSTOXX600指数が7日以来、2週間振りの高値となった。ポンドを始めとする欧州通貨の買いが目立った。
NY市場では米食品医薬品局(FDA)が新型コロナ経口薬の緊急使用を承認したことが好感され消費者心理が上向いた。そして朝方発表されたGDPおよび消費者信頼感指数が予想より上回りドル買いが優勢となった。ドル円は114.37円まで上昇したが根強いドル売りと長期金利の低下により押される形となった。終値は114.10‐12円。

23日:東京市場では仲値にかけて実需のドル買いで堅調に推移した。但し海外はクリスマス休暇に入っている投資家が多く、欧米諸国は翌日が祝日のため限定的であった。
欧州では昨日に続きロンドン株式・欧州株式ともに続伸。オミクロン株はデルタ株より入院や重症化のリスクは低いことが明らかになり感染拡大への懸念が後退しリスクオンの流れにより株価が上昇した。
NY市場では前日のファイザーに続きメルクの新型コロナ経口薬がFDAによって承認されたことにより消費者心理が上向いた。そして朝方発表されたPCEデフレータが予想より良い結果となりドル買いが優勢。さらにミシガン大学消費者信頼感指数も良好な結果でドル買いを支援し114.47円まで上昇したが、対オセアニア通貨を中心にドル売りが強まったため上値は限定的であった。終値は114.37‐42円。

24日:東京市場では前日と同じ仲値にかけてのドル買いにより114.51円まで値を上げたが、その後は売りに押される展開となったがユーロ円の影響に強含みにより小幅に値を戻した。
欧州市場はロンドン株式市場のみ短縮取引。クリスマスで商いが薄いため大きな動きはなかった。
NY市場を始め北米セッションはクリスマスにて休場。終値は114.38-41円。

翌週の主な経済指標・イベント

27日(月) イギリス・オーストラリア・カナダ他、クリスマスにて休場
28日(火) イギリス・オーストラリア・カナダ、ボクシングデーにて休場
US 消費者信頼感指数 (12月)
29日(水) US 中古住宅販売保留 (前月比) (11月)
30日(木) US 新規失業保険申請
US シカゴ購買部協会景気指数 (12月)
31日(金) 大晦日・元旦にて各国休場

※US=アメリカ、GB=イギリス、GE=ドイツ、EU=ユーロ圏、CA=カナダ、AU=オーストラリア

③トレード

それでは今週の各チャートを振り返っていきましょう。

青色・中央縦線の左側が先週のチャートで、右側が今週のチャートです。
青色・横線は今週の始値です。
紫色の囲い部分は先週の高値安値を表してます。
今週のチャート上にあるクロス線は上記の囲い部分の対角線を今週へシフトしたものです。
記事中では下から右へ上がる線を上弦、上から右へ下がる線を下弦と表してます。
また右にシフトしたものを中段、同じ幅で上下配置したものは上段・下段としています。
USD/JPY_1H

今週は先週に続いてノートレードでした。
所見だけ申し上げたいと思います。週の序盤は下窓が開いて週始値より下で推移していましたが上弦の線を割ることはなく反発して上昇し、週始値と下弦の線を抜けて114円のゾーンに到達し推移するといった状況です。
ポイントとしては20日の安値圏の下ヒゲ2本ですね。利確は22日の先週の高値を越えられず下がったところですが、私なら上弦の線を割るまでホールドしていたかもしれません。

 

EUR/USD_1H


今週はドル円に続きノートレードでした。
週安値を割ることもなく上昇基調、週折り返し地点で1.13台まで抜けて推移するといった展開でした。
私が気になったところですが23日の夜長い下ヒゲ、お気づきの方もおられると思いますがちょうど上弦と下弦の線が交わる50%のところです。短期で仕掛けるのであればアリですね。

 

GBP/USD_1H

今週は私の大好きなポンドドルが炸裂した週でした。
週の序盤から短期間での買いを繰り返すトレード、20日に先週の安値を割ることがなく仕掛けて週始値で手仕舞い。再び下落してもみ合ったところで買いを仕掛けて週始値を抜けて手仕舞い、寝る時間でしたので週始値と先週の安値に指値を入れて就寝。そして週始値の指値が決まりホールド。23日早朝に手仕舞い、理由は先週の高値圏であることとマイナス3倍スワップが迫っていたからです。忌々しいマイナス3倍スワップ・・・私の場合はランチ代5日分に相当します。
ちょいと愚痴が出てしまいましたが、今週のポンドルのトレードは以上です。

上記3通貨以外にUSD/CADのトレードもしていました。

以上が今週のリポートです。
もし他に取り上げて欲しい通貨がありましたらコメント頂ければ検討いたします。

④今週の格言

Experience is not what happens to you.
It is what you do with what happens to you.

経験とは、あなたに起こったことではない。
起こったことに対してあなたのしたことである。

~オルダス・ハクスリー/Aldous Leonard Huxley~

 

今回はイギリスの著作家:オルダス・ハクスリー氏の名言をチョイスさせてもらいました。
有名な学者を何人も輩出しているハクスリー家のご出身です。

皆さんも就職・転職やそれ以外にも、自己紹介で経験を語ることはあると思いますが、
単に経歴を羅列して終わっていませんか!?

○○大学を卒業して××会社に入社し□□の仕事をしていました・・・
こんな感じで中身のない内容を話しがちになると思います。
もしくは事前に考えたテンプレート丸出しのフレーズを言ったりとか。

そんなことは履歴書とか経歴書に書いてあるので必要ないですよね。

例えば私がFXの経験に対して尋ねられた場合は、

まずは実践するまでの過程ですね。なぜ知ったのか、なぜやってみようと思ったのか。

次に実践するにあたっての事(手法や通貨の選定など)

実践したことによってどうなったか、結果(収益や身に起きた変化)。

結論、良かったかどうかや今後も続けるのであればその理由。

実はプロフィール欄にあるFXの項目そのままです。

今回の名言の「経験」とは自身の人生を語ることではないかと思います。
今年も残りわずかですが、今年とこれまでの人生を振返って見てはいかがでしょうか。

 

最後までご覧いただきありがとうございます。

次週の更新をお楽しみに!!

それではアデュー♪

 

当ブログの内容は正確性・適切性・完全性を表明又は保証するものではありませんので、投資に関してはご自身のご判断で宜しくお願いいたします。

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