昨日、市民団体「関西ガザ緊急アクション」の呼びかけにより『イスラエルのガザ侵攻から1年 虐殺やめろ!いますぐ停戦』 デモが行われた。同日は京都でも「イスラエルはジェノサイドをやめろ!京都」によるデモ活動が行われており、イスラエルに対する市民感情は日々高まっている。
行進前の集会では主に今回のデモの注意事項の説明などが行われた。
参加者が多いため梯団(グループ)が二つに分けられ、夕暮れ時の17時40分より会場の新町北公園を出発した。
7月14日の際は北上して立売堀南/南久宝寺通のルートで御堂筋まで行進したが、今回は南下して長堀通から御堂筋を行進した。
長堀通は交通量も多い幹線道路で、前回のルートとは大違いだ。デモ隊は一般市民から大きく注目された。
シュプレヒコールは従来通りの内容だ。
「虐殺やめろ!子供を殺すな!」
「封鎖をやめろ!占領やめろ!」
「フリーフリー・パレスタイン! フリーフリーガザ!」
「ボイコット・イスラエル!」
デモ隊の参加者らはコールの他に沿道の方に手を振ってアピールした。
7月のデモでも、その他のデモにおいてもデモ行進の終着は元町中公園だが、今回は手前で流れ解散となった。
19時から行われるスタンディングのためだろう。参加者の一部等は来た道を戻り会場へ向かった。
会場では既にコーンなどの設置が済んでおり赤いジャンパーを着たスタッフが誘導を行っていた。
集会が始まり開始のアナウンスの後は政治関係者のスピーチが行われた。
事前の情報ではれいわ新撰組の”大石あきこ ”議員のみと思われたが、立憲民主党の”松浦 武志”大阪第15区総支部長および社民党の”ながさき由美子”大阪府連合代表が参加した。
大石議員はパレスチナの現状を訴え、この様な世界を変えるには政治を変える事だと語った。
自民党総裁選で石破氏が総裁に決まった事に対し、「何か良くなることはありませんよ」「この社会を、この日本の政治を変えるとしたら、それは貴方です。ここを通っている皆さんです。私達です。もう、この様な虐殺は終わらせましょう」と訴えた。
松浦氏はイスラエルがオスロ合意を踏みにじってパレスチナの人々を押し込めてきた。壁を作って、そして最後の仕上げとばかりにジェノサイドを繰り返していると言及。そして、「他人を不幸にすることでしか儲けられない人たち、この政治を変えていかなければならない。」「どうか、このおかしな政治を変えて行きましょう。変えなければ、この虐殺も止まりません。皆さん、これからも一緒に戦っていきましょう!」と訴えた。
ながさき氏は日本がイスラエルに対して軍事協力()をするようなことすべきではないと語り、野党が手を取り合って政治を変えると訴えた。
その後は、労働団体の長などの他に一般市民の演説、音楽演奏が行われた。
シュプレヒコールをしている際に大石議員に大声をあげながら詰め寄ろうとする者が現れたが、大石議員とスタッフ一同で対応する場面があった。
イスラエル軍は28日にヒズボラ最高指導者”ナスララ師”を空爆で殺害したと発表した。
米英の他日本を含む諸国が即時停戦を求めている最中、イスラエルのネタニヤフ首相は全力でヒズボラと戦うと軍に指示した。
”ナスララ師”が殺害されたことで、イランが報復を誓い全面戦争に突入しようとしてい状況だ。
争いの連鎖を断ち切ることができるのか、今後の動向に注視したい。
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